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よくある質問とその答え

T-Engineフォーラムの活動や組織、またその技術に関して、様々な質問が寄せられています。その中でもよくある質問とその答えをFAQとしてまとめました。


T-Engineフォーラムとは

Q1 T-Engineフォーラムはどのような団体なのですか? NPO法人ですか?

坂村健・東京大学教授を会長とする非営利な任意団体です。

Q2 トロン協会との関係はどうなのですか?

どちらも、坂村健・東京大学教授が提唱するコンピュータアーキテクチャーの研究開発や普及活動をおこなっているという共通点がありますが、別の組織です。

Q3 ユビキタスIDセンターとの関係は?

ユビキタスIDセンターは、T-Engineフォーラムの中に設置されています。また、T-EngineフォーラムのA会員、およびe会員が、ユビキタスIDセンターに関わる活動を推進しています。


入会に関して

Q4 T-Engineフォーラムでの会則やライセンス規定などはあるのですか?

会則としては、T-Engineフォーラム定款があります。標準化の際の知的財産権や、フォーラム内の審議の過程で出された情報に関する取扱いについてのポリシー(IPRポリシー)を定めています。

Q5 年会費の有効期間は?

T-Engineフォーラムの年会費は、4月から翌年の3月末までの1年間有効です。初年度に関しては、入会された日から3月31日までが有効期間です。なお、入会費はありません。

Q6 入会に関しての条件はありますか?

A会員、B会員、e会員共に法人を対象にしています。原則として個人の会員の制度はありません。
学術会員は、大学や高等専門学校などでT-EngineあるいはユビキタスID技術に関連した教育・研究を行っている団体を対象としています。大学、学部、学科、研究室といった単位で入会できます。

Q7 「T-Engine Forum Member's Card」とは?

このカードは本フォーラムの会員であることを証明するeTRONカードであり、総会・幹事会・部会・ワーキンググループなどのフォーラム主催の各イベントへ入場する際に、自動登録・入場管理システムで会員個人を自動認識させていただくものです。主に各イベントの出席管理を正確に行うこととセキュリティ確保を目的に発行しています。尚、このカードへは会員個人の登録をしていただいておりますが、所有権はT-Engineフォーラムにあり、他に貸与・譲渡することはできません。

Q8 弊社は電子機器メーカーではないし、情報産業にも属していませんが、入会して問題ないでしょうか?

もちろん問題ありません。e会員としてユビキタスID技術を活用いただく立場で入会される企業もあれば、A会員やB会員が提供する技術や製品を利用いただく立場で入会される企業もあります。e会員は情報産業に全く関与していない企業も多く、いわば異業種間グループとなっております。


会員の違い

Q9 A会員、B会員、e会員の違いは何ですか?

A会員は、T-Engine、T-Kernel自体の仕様策定や開発、また、ユビキタスID技術の仕様策定や開発をおこなう会員です。特に幹事会員は、T-Engineフォーラムの活動に深く関与したい企業です。
B会員は、T-Engineの普及に関わる標準化を推進する会員です。つまり、T-EngineやT-Kernelを利用して製品を開発するユーザ会員という位置付けです。
e会員は、ユビキタスIDセンターに関わる標準化を推進する会員で、ユビキタスIDの応用に関する活動や実証実験に関する活動をおこないます。

Q10 各会員によって受け取れる情報などに差はありますか?

あります。幹事会員はフォーラム運営全体に関わるIPRポリシーやライセンス、プロモーション等が、A会員は技術仕様がそれぞれ策定段階から受け取れます。B会員はそれぞれ策定済みの情報を基に活動しますが、一般公開に先駆けて入手できます。e会員はユビキタスIDやucodeタグの情報をA会員がワーキンググループ(以下「WG」)で策定次第受け取れます。つまり、幹事会員→A会員→B会員、e会員→一般公開の順に情報入手の優先度の違いがあり、それが、各会員種別でのアドバンテージです。

Q11 B会員、e会員の違いは?

ひとことで言うと、B会員は「T-Engine・T-Kernel」、e会員は「ユビキタスID技術・ucodeタグ」を扱う会員です。扱う分野が違っているので、会員種別を分けています。ひとつの団体(もしくは部署)が両方の技術を開発・策定する場合はA会員になります。両方の技術を利用する立場であるなら、B会員、e会員の両方の会員となっていただく必要があります。

Q12 A会員になると、どのようなメリットがあるのですか?

(1)T-Engineの仕様策定に強く関与できます。
(2)ユビキタスID技術の仕様策定に強く関与できます。
(3)部会、WGへの参加資格があります。
(4)策定中の仕様などの先行情報や試作品などの入手ができます。
(5)その他、B会員やe会員の権利を全て含んでいます。

Q13 組込みミドルウェアの開発を行っている会社ですが、何会員になるのがいいでしょうか?

T-Engine上のミドルウエア製品を開発・販売する会社であるなら、A会員、又はB会員が良いでしょう。

Q14 A会員、e会員が利用できるEAPとは何ですか?

EAP(Experimental Activity Procedure)は、T-EngineフォーラムのA会員、e会員のucodeタグ関連の実証実験をユビキタスIDセンターがサポートする制度です。

Q15 会員になってから、会員種別を変えることは可能ですか?

(1)B会員あるいはe会員で入会し、後にA会員に変更することは可能です。年会費はA会員との差額を納めていただきます。
(2)B会員からe会員への移行、e会員からB会員への移行は、原則として認めていません。
(3)B会員で入会して後にe会員も兼ねること、逆に、e会員で入会して後にB会員も兼ねることは可能です。年会費は追加分を納めていただきます。但し、追加分年会費の有効期間は[Q5]に準じます。


フォーラムでの活動内容

Q16 フォーラムではどのような活動を行っていますか?

年に4回程度の会員総会、月1回開催される幹事会と部会、および、各種テーマに応じたWGを随時開催し、T-EngineやT-Kernelなどのユビキタス・コンピューティング全般に関する研究開発やプロモーションなどの活動をおこなっています。また、今後、各種講習会を予定しています。

Q17 部会ではどのような活動を行っていますか?

部会はA会員限定です。それぞれの技術に関する研究活動・開発の推進をおこなうための中心的な会合です。原則月1回開催され、WGでの議論の内容や作業経過の報告、規格やガイドラインのオーソライズの場でもあります。また、それぞれの技術・要素・展望等を幅広くまとめ、関連技術動向を解説します。

Q18 WGではどのような活動を行っていますか?

WGは規格やガイドラインの原案を策定するための作業の場であり、参加には作業分担が伴います。特定の目的達成のために有期限で組織され、部会で決定した特定のミッションに応じて結成・解散をおこないます。月1回の開催を基本としますが、必要に応じて開催され、実質的な作業を分担して実施します。WGもA会員限定ですが、調査・情報収集が目的であるなら、部会参加で十分でしょう。

Q19 会員総会ではどのような活動を行っていますか?

B会員総会、e会員総会を年に4回程度設定し、最新情報、部会情報、WG情報、活動状況、業界状況等を報告しています。

Q20 部会やWGへの参加方法は?

(1)まず、参加したい部会やWGへの登録申請をWeb上からおこないます。
・部会、WGともにA会員であることが条件です。
・部会、WGは各々独立した組織であり、部会登録に際し、その下位WGへの登録義務はありません。また、WG登録に際しても、その上位部会への登録義務もありません。
(2)幹事会の承認後、事務局処理で各々へのWeb上から参加登録が可能となります。
(3)部会やワーキンググループへ登録後の会議参加方法
・まず、部会やWGの開催日程が決まると、会員の担当窓口に会議開催の案内がメールで通知され、Web上から参加登録をおこなえるようになります。


仕様書や資料の入手

Q21 最新情報、仕様書、各種ドキュメントはどのようにして入手できるのですか?

入会後、会員種別ごとの会員専用ホームページへのアクセスが可能となりますので、それぞれのページにて情報を入手することができるようになります。

Q22 T-Engineフォーラムで標準化したものは一般公開するのですか?

仕様内容を完全に確定した段階で一般公開します。しかし、ドラフトの段階では外部には公開しません。T-Engineフォーラムで標準化した仕様はオープンを前提としていますが、仕様に曖昧さが残っている段階での公開は似て非なる製品の普及等、標準化普及の妨げが懸念されます。そういった理由で、ドラフト段階での仕様は会員限定で配布し、試作品の開発およびテストを実施していただいてから仕様詳細を確定していく方式をとっています。

Q23 標準化で策定した仕様書や各種ドキュメントは、英文もあるのですか?

すべての公開資料は日本語版、英語版を作ります。今後、会員数の増加や海外拠点の展開状況によっては、中国語版や韓国語版など、多国語をサポートしていきます。

Q24 資料はダウンロードして入手することはできますか?

T-Engineフォーラムで作成する仕様書は、すべてダウンロードで入手できるようにします。なお、ダウンロードについては、会員向けと一般向けのレベル分けをおこなっています。このレベル分けは、前記[Q22]に従っています。


T-Kernelに関して

Q25 T-Kernelの技術的な質問は事務局で受付けてくれますか?

申し訳ありませんが、事務局では受付けておりません。商業用にご検討の場合は、サポートメーカー様へご相談いただきたく。

Q26

参考文献はないですか?

ディテールの部分でお困りの方には、「T-Kernel標準ハンドブック」パーソナルメディア社をご紹介しています。